使われる木材について

八重山黒木に関して

黒木

三線の価値は棹でほぼ決まるといっても過言ではありません。

棹に使われる木材は八重山黒檀(別名琉球黒檀、方言名クルチ)の乾燥させた黒く硬い芯材が最高級とされています。

八重山黒木は変形が少なく、そして美しく伸びやかな、深みがあり、よく通る音を奏でます。

ですが現在伐採禁止になっているため、入手が困難な昨今ではさらに高級な品となっています。

南方黒木の様に真っ黒ではなく、黒木にシラタの模様(ウズラーとも言います)が入る事が特色です。

八重山黒木の三線の価格を最も左右するのは、棹がどれだけ真っ黒に近いか

つまり、シラタ(褐色の部分)が少ないかという事になります。


八重山黒檀(八重山黒木)の棹が欲しい方

八重山黒檀(黒木)は伐採禁止ですが、民家の方から庭にあるのを交渉の上購入する方向で何本か用意するようにしております。ですがまだ生木(乾燥が充分に進んでいない)ため、お客様に三線の棹として提供出来るまでに3年以上の歳月を要します。今現在オーダーに対応できる状態の八重山黒檀はほんの数本、現状のオーダー分のみとなっておりますので、ご了承ください。
八重山黒檀に関しては、すでに出来ている棹がいくつかあります。
型は選べませんが、よろしければセミオーダーでも是非検討してください。



ゆし木に関して

ゆし木

ゆし木は黒木に比べて暖かい音がします。

(黒木の高音の伸びに比べ、ユシギは低音のより人の声に近い)

黒木にありがちないわゆる当たり外れがないのがゆし木です。どれをとっても外れなくいい音を奏でます。

ゆし木は「白い木」であれば木の端の方(辺境材)で、「焦げ茶色」だと芯材の部分となります。

棹とするなら、茶色が濃くなるほど芯に近く身のしまったいい材料となります。

同じ木から採れた棹でも辺境材と芯材とでは、音に違いが生じます。重量も芯材の方がはるかに重いため音も響きますし、価格も高くなります。

ゆし木も現在伐採禁止となっており、貴重な木材のため高額になります。


カマゴン関して

フィリピンのカマゴン地区産の縞黒檀のはずですが、最近は縞黒檀全ての総称として使われてるようです。

こちらは『シマコク』とも呼ばれ、縞の模様がとてもきれいです。

なのでスンチー塗りのような透明塗りにすると、独特の雰囲気を醸し出します。



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